チェンマイのタイ料理レストラン、バーン・ランダイ。盛り付けも美しくおいしいタイ料理が味わえます。ミシュランのビブグルマンに選ばれいるこのレストランの店内はとても品が良く、家具や調度品もオーナーのセンスを感じる素敵なレストランです。
内装も美しく、美味しいタイ料理のレストラン
チェンマイ市内を観光中に天気が急変。折り畳み傘も反り返るような悪天候の中、雨宿りを兼ねて向かったこのタイ料理レストランの入り口に辿り着いた時間はちょうど17時。タイミングよくお店の人が出てきてドアに掛けてあるボードを「Open」に変更。「入ってもいいですか?」と声をかけると「ご予約は?」との返事。通常は予約をしないと入れないようですが、開店と同時だったので予約表を確認して「今から2時間以内ならテーブルをご用意できます」と店内へ案内してくれました。ここに偶然立ち寄れたのはとてもラッキーでした。
2階席には開店と同時に予約済みのグループが入ってきました。何かのお祝いのようでした。
写真映えする美しい盛り付け
まずは飲み物を注文。メニューは綺麗な写真入りなのでわかりやすく、英語の説明も添えられています。カクテルはノンアルコールもあり、写真と説明を読みながらどれにしようかと迷います。
前菜にはこのレストランのオススメの蓮の花を注文してみました。蓮の花びらの中にはナッツやスパイスなどが彩りよく散りばめられていて見ているだけでも美しくしばらく眺めていると、ウェイトレスさんが蓮の花だけでなく、その下に敷かれた葉も一緒にくるりと丸めて食べるようにと丁寧に教えてくれました。
料理の辛さは好みに合わせて注文できる
メインは辛さの好みを聞かれ、「タイ料理の普通の辛さは日本人やドイツ人にはかなり辛いだろう」とのことなのでマイルドにしてもらいました。タイ料理はタイ人の味覚に合わせると汗と涙が止まらないくらい辛いので、中辛を頼んでも日本人にはかなり辛いと思います。
実際、頼んだ3品はどれも「マイルド」とは思えないしっかりとした辛さ。それでも出汁やスパイスが具材と調和して香りよく、少しずつ取皿に取り分けて味を比べながら美味しくいただきました。
デザートの種類も豊富
デザートも家族3人でそれぞれ違った3品を注文。ウェイトレスさんがこちらもみんなで試せるようにと取皿を持ってきてくれました。
タイでよく見かけるマンゴーともち米のデザート、カオニャオ・マムアンもこちらのレストランではこんなにキレイ。ココナッツミルクで炊いたもち米は蒼紫色でマンゴーアイスも添えられています。
ウエイトレスさんが個人的に一番好きなデザートと言ってオススメしてくれたメット・カヌーン。ムング豆のマジパンと卵黄で作られたお団子状のデザート。ねっとりとした食感で温かく、ココナッツミルクとよくあいます。
グリーン・ココナッツ・プディングは細長くカットされたココナッツの歯応えが良く、白いココナッツミルクの下から出てきたプディングは緑色。パンダンリーフで色付けされているのでカスタードのような甘い香りでもっちり。デザートに選んだタイスイーツはどれも美味しく、ボリュームがありました。
チェンマイからスタートしてチェンライ、バンコク、アユタヤ、ホアヒンを周り15日間滞在した今回のタイ旅行。毎日色々なレストランに行きましたが、バーン・ランダイは帰国後も美しい盛り付けのタイ料理が目に焼きついて忘れられないレストランのひとつ。次回のタイ旅行でもまたチェンマイに行って立ち寄りたいと思ったタイ料理レストランの一つです。
所在地:252/13-14 Phra Pok Klao Road, Si Phum, Chiang Mai, 50200, タイ
アクセス:Sant Adrià de Besòs駅から徒歩で5分ほど。
📌ミシュランガイド:バーン・ランダイ Baan Landai(公式外部サイト)
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